保育士転職と年齢制限

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保育士転職と年齢制限

結婚して子育てに専念してきた人も40代になると子どもに世話がかからなくなり、保育士の資格を生かして再就職を考えることがあるかもしれません。保育士の資格がなくても、子育ての経験を生かして国の少子化対策に貢献したいと考える方もいることでしょう。しかし、保育士というと20代の若い女性のイメージが強いものです。保育士として転職する時に年齢制限はあるのでしょうか。

まず、保育士の資格試験を受ける時に年齢制限はありません。その気になれば、40代でも50代でも、何歳でも試験を受けて保育士の資格は取ることはできます。ただし、保育士の資格試験に合格するのは簡単ではありません。筆記試験は、保育原理・児童家庭福祉・子どもの食と栄養など8科目もあり、すべての分野で60%以上得点できなければいけません。筆記試験に合格すると実技試験があります。実技試験は音楽(ピアノを弾きながら歌います)・絵画(保育園での活動の一シーンを色鉛筆で描きます)・言語(3分以内で園児向けのお話をします)から得意な分野を2つ選んで受講します。学習する分量は多いですが、ハローワークで職業訓練として申し込めば、2年間の保育士養成講座を無料で受講できます。4月開講なので、1月頃から募集を行っている自治体が多いです。興味のある方はハローワークに行って相談してみるのも良いですね。

しかし、保育士の仕事は体力勝負です。歩き始めたばかりの子や走ることの快感を覚えたばかりの子たちが大勢入所している現場で働きますから、絶えず動き回り、危ないことをしている子に気がついたら、けがをする前に駆けつける瞬発力も必要です。事実、2015年に行われた厚生労働省の調査では、保育士の正社員の平均年齢は35歳となっています。

40代、50代で正社員として保育施設に就職するのは難しいですが、パートタイマーとなると話は別です。年齢が上がるにつれて保育士の求人は減るとしても、40代、50代の保育士の需要はあります。子どもを保育施設に預ける母親たちの中には、子育て経験のある保育士のほうが安心できるという人も多いです。また、保育施設の仕事には、預けられた子どもたちの世話以外に、子どもを預けている父親や母親の子育ての悩み相談も含まれます。学校を卒業したての保育士は理論はわかっていても実際の経験がないので、単身家庭の悩み相談やADHD(注意欠陥・多動性障害)の子を持つ親へのアドバイスなどは重く感じるかもしれません。そのため、若い保育士が多い保育施設でも子育て経験のある保育士を何人か雇っておきたいと思うのです。

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